豊胸の本格メニューとは

豊胸と言えば現在の主流はバッグ挿入法ではないでしょうか。バッグそのものについての製法技術も、外科手術の技術も飛躍的に進んでいますから、仕上がりが自然(大きさ・形だけでなく、揺れや弾力のある触感も含めて)であるばかりでなく、手術痕も残さず実に美しいバストが確実に手に入るということで、ユーザーの圧倒的な支持を得ている豊胸のメニューです。

クリニックによって呼び名は異なりますが、豊胸で行われるバッグ挿入方式は一般に「インプラント」あるいは「人工乳腺」などと呼ばれます。プチ整形と違って長期間体内に置かれるわけですから、その安全性については徹底的に追及された結果、現在の材質となっているのです。バッグそのものの材質とその構造は言うに及ばず、バッグ内に充てんされる物質についても安全なものがチョイスされています。

それでいて豊胸に求められる自然さ、柔らかさを体現できる性能の高さが、現在のバッグを優れたものにしています。充てん物質については主流であるシリコンジェルに加えて、生理食塩水を用いたタイプなども人気を呼んでいます。バッグ自体の分子構造がよりソフトで耐久性に優れたものになってきたおかげで、充填物に限らず理想的な豊胸に適した触感と揺れ、耐久性が実現されているのです。特にこの分野はナノテク工学の発達に伴い、どんどん品質が向上しているようですね。

豊胸でバッグを挿入する治療法では、ほとんどのクリニックが、腋の下のシワの部分をうまく利用して、最小限度の切開で手術を行っています。切開部分が小さいため、手術中の患者さんにかかる肉体的負担も小さくて済み(麻酔が効いていますのでまったく痛くありません)、術後の治癒も早く、手術痕はよほど注意して見ないと判らないほど。もともと目立たない部分ですが、時間が経てばこの手術痕もやがて完全に見えなくなってしまいます。

インプラントによるバッグ挿入で豊胸を行うメリットは、やはり効果が永続的に保てるということでしょう。これはプチ整形に比べ本格的な豊胸による最大のポイントであると言えます。さらに現在では、一度挿入したバッグを安全に取り出すことも可能になっています。外科技術が進んだことに加えて、バッグの材質が改良されたことで、幹部に負担をかけずに除去することができるようになっているのだそうです。こうなると本格的な手術とプチ整形の豊胸と、境界がどんどん融合してきているように思えますね。